「休むのは怖い」と思っているあなたへ。上手に休んで強くなる方法
「休む」こと、それは決して「サボる」ことではありません。
「休んでいる間にライバルに差をつけられたらどうしよう…」
「休むなんて、チームに迷惑をかけるんじゃないか…」
もし、あなたがそう思って、痛みや疲れをガマンしながら練習しているなら、それはとても危険なサインです。上手に休むことは、強くなるために絶対に欠かせないこと。今回は、なぜ休むことが大切なのか、そしてどうすれば上手に休めるのかを解説します。
成長期に「休む」ことが大切な理由
* ケガの悪化を防ぎ、早く復帰するため
痛みがあるのに無理をして練習を続けると、小さなケガが大きなスポーツ障害に進行してしまう可能性があります。軽い痛みなら数日で治るものが、疲労骨折のように数か月単位の離脱につながることも。思い切って休むことは、結果的に早期復帰への一番の近道なのです。
* パフォーマンスを最大限に引き出すため
練習で疲れた体は、休むことで回復し、さらに強くなります。これを「超回復」といいます。十分な休息がないと、筋肉の回復が追いつかず、疲れがたまる一方。そうなると、体のキレが悪くなったり、思うようなパフォーマンスが出せなくなったりします。質の高いプレーをするには、質の高い休息が不可欠です。
* 心と体のリフレッシュのため
練習、試合、学業…10代のスポーツ選手は、想像以上に心と体にストレスを抱えています。オフの日を作ったり、練習量を調整したりすることで、心に余裕が生まれます。一度スポーツから離れて好きなことをする時間を持つことで、また「頑張ろう」という気持ちが湧いてきます。
上手な「休み方」を身につけよう
「休む」と言っても、ただ何もしないわけではありません。目的を持った「戦略的な休息」をすることが大切です。
1. 練習量を調整する
少しでも違和感や痛みを感じたら、勇気を持ってコーチや監督に相談しましょう。練習量を減らしたり、メニューを変えてもらったりするだけでも、体への負担は大きく軽減します。一人で抱え込まず、周りの大人を頼ってください。
2. 積極的なケアを取り入れる
練習を休んでいる間も、できることはたくさんあります。
* ストレッチ:硬くなった筋肉をほぐし、柔軟性を高める
* アイシング:炎症を抑え、早期の回復を促す
* 栄養補給:タンパク質やビタミンなど、回復に必要な栄養素をしっかり摂る
* 睡眠:最も大切な回復時間です。早めに寝て、たっぷり睡眠をとりましょう
3. 専門家に相談する
もし痛みが続くようなら、迷わず治療院や整形外科を受診しましょう。自分の体の状態を正しく知ることが、無理なく復帰するための第一歩です。プロの視点から、最適なケアやリハビリ方法をアドバイスしてもらえます。
休んで強くなった選手のー例
当院に来ていた高校生の野球選手は、ヒザの痛みをかばいながら練習していました。一度思い切って1週間練習を休んで、体のケアに集中してもらったところ、痛みが取れただけでなく、体が軽くなり、以前よりも高いパフォーマンスを発揮できるようになりました。
彼はこう言っていました。
「最初はすごく不安だったけど、休んで本当によかった。休むこともトレーニングの一部なんだって分かった」と。
まとめ
「休むのは怖い」という気持ちは、真剣にスポーツに取り組んでいる証拠です。でも、その気持ちのまま無理を続けると、将来の選手生命を縮めてしまうことになりかねません。
上手に休むことは、未来の自分のパフォーマンスへの投資です。
痛みをガマンせず、自分の体を大切にしてください。それが、結果的にライバルに差をつける「賢い選択」なのです。
当院では、あなたのケガの状態をしっかりと見極め、一人ひとりに合ったケアやリハビリ方法をご提案しています。いつでもお気軽にご相談ください。
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