野球肩の予防に!自宅でできるスリーパーストレッチ

野球肩の予防に!自宅でできるスリーパーストレッチで肩の柔軟性を高めよう

野球に打ち込む皆様、そしてお子様の野球をサポートされる保護者の皆様へ。
投球障害の予防に非常に効果的な肩の柔軟性を高めるストレッチをご紹介します。特に、肩の後ろ側のケアは、ケガのリスクを減らし、パフォーマンス向上に直結します。

なぜ、野球肩・野球肘の予防に肩の後ろ側のケアが重要なのか?

投球動作では、ボールをリリースし、腕を振り切るフォロースルーの際に、肩の後ろ側の筋肉が大きく引き伸ばされながら力を発揮します。この繰り返しにより、肩の後ろの筋肉には大きな負担がかかり、次第に硬くなってしまいます。
肩の後ろの組織が硬くなると、肩が前方に押され、投球時の肩関節への負担が増大します。この硬さを放置すると、野球肩や野球肘といった投球障害の原因となります。
左右で硬さに差が出ている選手も多いため、ぜひ一度ご自身の肩の状態をチェックしてみてください。

今日からできる!野球肩予防のための「スリーパーストレッチ」

この「スリーパーストレッチ」は、自宅で簡単に実践できる、肩の後ろ側を効果的に伸ばすストレッチです。

1. ストレッチする側を下にして横向きに寝ます。( 頭の下に枕を入れると、よりリラックスして行えます。)

2.手のひらを下に向けて、ゆっくりと腕をベッドにつけるように倒していきます。
ポイント①:手のひらを下:この形が基本です。
ポイント②:親指を:よりストレッチを深めたい場合に試してみてください。
ポイント③:親指を:さらに深くストレッチしたい場合や、別の角度で伸ばしたい場合。

3. それぞれの形で倒せる限界の位置で30秒間静止します。無理のない範囲で行いましょう。

 ケガ予防パフォーマンスアップのために毎日続けよう!

リーパーストレッチは、練習後に行うのはもちろんのこと、**毎日継続して行う**ことで、その効果を最大限に引き出すことができます。特に、たくさんボールを投げた日(練習後)に行うと、硬くなった筋肉がよく伸びるのを実感できるはずです。

大切なのは、日々の積み重ねです。適切なケアで肩の柔軟性を保ち、長く野球を楽しめる身体を目指しましょう。もし、肩に違和感や痛みを感じる場合は、無理をせず専門家にご相談ください。また、当院では、野球による肩の痛みやフォームに関するご相談も承っております。お気軽にご相談ください。

2025.6.26  更新


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