ウォーキングで足や膝が痛いのはなぜ?「足指の掴み方」と「地面の蹴り方」の意外な落とし穴
「健康のためにウォーキングを始めたのに、かえって足や膝が痛くなった…」
そんな経験はありませんか?もしかすると、その原因は「足の指で地面をしっかり掴むように歩く」という、一見正しいと思われている歩き方にあるかもしれません。
今回は、多くの方が誤解している足の指の使い方について、体のプロの視点から解説します。あなたの健康な体づくりをサポートする、正しい知識を身につけましょう。
「足指を掴む」と体に起こる不調
歩くときに足の指に力を入れて地面を「掴む」ようにすると、体にさまざまな負担がかかります。
・推進力を妨げる“ブレーキ”になる
体を前に進めたいのに、足指を丸めて地面を「掴む」動作は、進行方向とは逆の力、つまりブレーキとして働いてしまいます。これにより、一歩一歩が重くなり、必要以上に疲れてしまう原因になります。
・全身の連動が失われる
足指に力が入りすぎると、足首や足の甲の筋肉が緊張し、柔軟性が失われます。その負担を補うために、膝や股関節といった大きな関節に余計な負担がかかり、姿勢が悪くなる原因となります。
健康な体をつくる、足裏の本当の役割
では、どう歩くのが正解なのでしょうか?
答えは、足指で地面を「掴む」のではなく、「足裏全体で地面を捉える」ことです。
足裏は、衝撃を吸収し、バランスを取り、推進力を生み出すセンサーのような役割を担っています。この機能を最大限に活かすことが、健康な体への第一歩です。
特に大切なのが、親指の付け根(母趾球(ぼしきゅう))です。
歩くとき、かかとから着地した重心は、足裏の外側を通り、最後に親指の付け根へと自然に移動します。この母趾球は、地面からの力を受け止め、次のステップへと滑らかに重心を移すための「支点」です。無理に「蹴り出す」のではなく、この重心移動を意識することが、スムーズな歩行の鍵となります。
足のお悩み、当院にご相談ください
「自分の歩き方が正しいかわからない」「すでに足や膝に痛みがある」という方もご安心ください。
当院では、足裏の緊張を和らげ、足本来の機能を取り戻すための施術を行います。また、ご自宅で簡単にできる正しい歩き方やセルフケア方法もお伝えします。
「もっと楽に、楽しくウォーキングを続けたい」「痛みの根本原因を改善したい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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