「肩が痛くて腕が上がらない」
そんな時、多くの方が「五十肩かな?」と片付けてしまいがちですが、実際には「肩関節周囲炎(五十肩)」と「腱板(けんばん)損傷」では、痛みの発生源や対処法が全く異なります。
間違った判断で「じっとしていれば治る」と放置したり、逆に「動かさないと固まる」と無理をしたりするのは、状態を悪化させる一番の原因です。今回は、その二つの違いと見極め方を解説します。
一目でわかる、痛みの出方の違い
今のあなたの肩がどのような状態に近いのか、まずは以下の特徴を確認してみてください。
1. 肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)の特徴
関節を包む袋が炎症を起こし、組織が癒着して「関節自体が動かなくなる」状態です。
* 動かしにくさ: どの方向に腕を動かしても、一定の範囲から先がピクリとも動かない。
* 痛みの質: 関節全体が重だるく、寝返りや夜間の痛みも出やすい。
* 感覚: 「痛い」というより「ガチガチに固まって動かせない」という感覚が強い。
2. 腱板損傷の特徴
肩を動かすためのインナーマッスル(腱板)が傷ついている状態です。
* 動かしにくさ: 腕を横に上げる際、特定の角度で「ピキッ」と鋭い痛みが走る。
* 力が入らない: 腕を上げようとしても、途中でカクンと力が抜けてしまう。
* 感覚: 他人が支えて動かしてくれるとスムーズに上がるのに、自力では上がらない。
「安静」と「運動」のタイミングを間違えないこと
肩の痛みにおいて最も重要なのは、「今の自分の状態が、どの時期にあるのか」を見極めることです。ここを間違えると、回復を大きく遅らせることになります。
* 痛みが強い「炎症期」:
無理に動かせば炎症は強まります。この時期に「動かす訓練」を強要するのは逆効果です。まずは刺激を避け、安静が必要です。
* 痛みが落ち着いてきた「慢性期」:
ここが分かれ道です。痛みが減ったからといって放置すれば、関節は完全に癒着して動きを失います。痛みの範囲を見極めながら、少しずつ動かすことが不可欠になります。
「ずっと安静にしている」のも、「無理に動かし続ける」のも、どちらも正解ではありません。大事なのは、今の肩が炎症を起こしているのか、それとも癒着によって固まっているのかを正しく見分けることです。
※【参考記事】↓↓↓↓
原因を突き止め、改善への道筋を立てる
肩の痛みは、画像や一般的な知識だけで判断できるほど単純ではありません。なぜ痛むのか、今何をすべきなのか。その答えは、実際に肩を動かした時の感覚や、筋肉の緊張バランスにすべて表れています。
「五十肩だから仕方ない」と決めつける前に、まずは痛みの原因を正しく突き止めましょう。
当院では、あなたの肩が今どのような状態にあるのか、何が動きを妨げているのかを検査し、一人ひとりの状態に合わせた改善プランを組み立てています。
長引く肩の痛みでお困りでしたら、いつでもご相談ください。
福山市神辺町で整体院・鍼灸院・パーソナルトレーニングをお探しの方、肩こり、腰痛、膝痛、産前産後ケア(骨盤矯正)、スポーツ障害(野球肘、野球肩、オスグッド)などにお悩みの方は【いとう治療院】へぜひお気軽にご相談ください。
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