子どものトレーニングについてVol.1(幼児期)

お子さんがスポーツに取り組まれている親御さんからの質問で、
「子どもにはどんな筋トレが良いの??」「そもそも筋トレして良いの??」といった内容を聞かれます。

私なりの答えは、
「良い面もありますし、やり方によっては悪い面も生じてしまう恐れもあります。」です。
実際、専門家の間では小学生や中学生などの子供の筋トレについては、
「適切な強度で正しい動作で行えば、体が活性化され身体全体の成長が促進される」と考えられています。
子供の体は、大人の体の縮小版ではありません。最適な時期に最適なトレーニングをすることが大事で、その点を認識したうえでやるべき時期にやるべきことを与えてあげる。スポーツの上達には個人差があることを認識したうえで、その子に合った負荷で楽しく筋トレを行えば、決して危険でもマイナスでもありません。
筋トレ=重い物を持つではありません。例えば、赤ちゃんのハイハイする動作も筋力を鍛える動きの一種。

こで、今回より子ども達の成長段階に合わせたトレーニングのポイントを年代別にご紹介していきます。

➀〈幼児期〉1歳~6歳(小学校入学頃)
特別なことはいりません。
とにかくいろんな運動や遊びを経験させてあげること。
遊びのなかで全身の筋肉が発達していきます。

この時期は「巧緻性(こうちせい)」という、
自分の身体を自分で思ったように動かせられるようにする能力が身に付き始めます。
センスが良いと
運動神経良いと言われる子は、この巧緻性が発達しています。

ジャングルジム、縄跳び、平均台、タイヤ跳び、登り棒、鬼ごっこ、ケン・ケン・パ、ボール投げ・・・
遊びの中で、手足で身体を支えたり、跳んだり走ったり、投げたりバランスをとったりして多様な動きを経験することで、運動の神経回路が全身に張り巡らされて、新たな運動の飲み込みが早くなると考えればいいかと思います。

   

次回は、子どものトレーニングについてVol.2(小学生)。

 

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