「もっと練習させなきゃ」
「痛いくらい我慢しろ」……。
その一言が、子供の将来を奪ってしまうかもしれません。
成長期の体は、大人とは全く別物です。今、無理をさせて目先の試合に勝てたとしても、その代償に一生モノのケガを負ってしまっては意味がありません。
今回は、現場の視点から「これだけは避けてほしい」という3つのタブーをお伝えします。
1. 「違和感」を隠して根性で動くこと
一番やってはいけないのが、「ちょっと痛いけど、みんなに迷惑をかけたくないから黙っておこう」という我慢です。
なぜダメなのか?
成長期の骨はまだ柔らかい「軟骨」の部分が多く、大人が思う以上に脆いです。少しの違和感を放置すると、あっという間に疲労骨折や剥離骨折につながります。
変なクセがつく
どこかを痛めたまま動くと、無意識に別の場所でかばうようになります。その結果、フォームが崩れ、本来のパフォーマンスが出せない「下手なクセ」が体に染み付いてしまいます。
【改善策】
「痛い」と言い出せる環境を作ること。「今日の動き、なんかおかしいな?」と周りが気づいてあげる勇気が、選手を救います。
2. 同じ動き・特定の場所だけの「やりすぎ」
「野球だから投げる練習ばかり」「サッカーだから蹴る練習ばかり」といった、特定の部位を酷使する練習は非常に危険です。
なぜダメなのか?
成長期は、骨の伸びに筋肉の柔軟性が追いつかない時期があります。このバランスが悪い時に同じ動きを繰り返すと、筋肉が骨を引っ張りすぎてしまい、成長痛(オスグッドなど)を悪化させます。
「動ける体」が先、技術は後
特定のテクニックを磨く前に、まずは「自分の体を自在に操る力」を養うべきです。いろいろなスポーツや遊びを取り入れ、全身をバランスよく使うことが、結果として専門競技の上達を早めます。
【改善策】
練習メニューに多様性を持たせること。単調な繰り返しではなく、全身を使うトレーニングを取り入れましょう。
3. 「練習量」のために睡眠と食事を削ること
「夜遅くまで練習し、朝早くから自主練」というスタイルは、成長期においては努力ではなく、もはや自傷行為です。
なぜダメなのか?
体を作るのは、練習中ではなく「寝ている間」と「食べた後」です。睡眠時間が足りなければ、壊れた筋肉や骨を治すホルモンが出ません。エネルギーが足りなければ、自分の筋肉を削って動くことになります。
燃え尽き症候群の入り口
体がボロボロの状態で練習を続けても、集中力は続きません。ケガが増えるだけでなく、メンタルまで追い込まれてスポーツが嫌いになってしまいます。
【改善策】
「休むのも練習」という意識を徹底すること。しっかり食べ、しっかり寝る。これができない選手は、絶対に上まで行けません。
まとめ:将来の「可能性」を一番に考える
今、この瞬間に無理をさせることは、将来のトップアスリートへの道を閉ざすことと同じです。
1. 痛みを隠さない(小さな変化を見逃さない)
2. 特定の練習ばかりしない(全身をバランスよく使う)
3. 睡眠と食事を削らない(回復を最優先する)
指導者や保護者の役割は、背中を押すことだけではありません。時には強引にでもストップをかけ、将来のために「今」を守ってあげること。
その優しさが、数年後に大きな花を咲かせるはずです。
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