「緩める(ゆるめる)×鍛える」の落とし穴:弱いから鍛える、では不調は改善しない?|福山市神辺町 いとう治療院

「緩める×鍛える」だけでは不十分?弱った筋肉を「鍛える」前にすべきこととは

多くの整体院や治療院が、施術とトレーニングを組み合わせたアプローチを取り入れています。その際、「この筋肉が弱いから鍛えましょう」と指導されることも多いでしょう。しかし、ここで知っておいてほしいのは、「筋力が弱い=ただの筋力不足」とは限らないということです。安易に筋トレを始めてしまうと、かえって体を痛めたり、効果が出なかったりすることがあると当院では考えています。

なぜ、うまく力が入らないのか?

「うまく力が入らない」「特定の筋肉が使えている感じがしない」といった悩みは、本当に筋力不足が原因なのでしょうか?
実は、その筋肉や周辺組織の「機能が落ちている」ことが原因かもしれません。疲労や緊張、怪我などで筋肉の機能が低下すると、思ったように力が入らなくなります。
この状態で無理に筋トレをすると、体は無意識に他の筋肉で動きを補おうとします。これが「代償動作」です。例えば、お腹のインナーマッスルを使いたいのに腰ばかりに力が入って腰痛を引き起こす、といったケースです。代償動作が習慣化すると、狙った筋肉は鍛えられないばかりか、間違った体の使い方を覚えてしまい、不調がさらに悪化するリスクも高まります。

筋肉の機能を阻む【スパズム】とは?

力が入りにくい、体が硬いと感じるとき、多くの人がマッサージやストレッチで解決しようとします。しかし、筋肉の機能低下を引き起こす「スパズム」は、一般的なほぐしやストレッチでは改善が難しい状態です。
スパズムとは、筋肉の一部が意図せず持続的に収縮し続けている状態のことです。触るとコリコリした硬さを感じますが、これは筋肉が酸欠状態になり、本来の機能が失われている証拠です。このスパズムを専門的なアプローチで改善しない限り、いくらトレーニングをしても思うような効果は得られません。

大切なのは「トレーニング」の前に「機能回復」

当院では、いきなり筋トレを始めることはありません。まずは施術によって「機能回復」を最優先に行います。

* スパズムの改善:
機能が低下した筋肉に専門的なアプローチを行い、正常な状態に戻していきます。
* 関節の可動域を広げる:
体の動きを制限している原因を取り除き、スムーズに動けるようにします。

このように、体の機能が整った状態でトレーニングをすることで、初めて狙った筋肉を正しく使えるようになります。

ご自身の体でうまく力が入らない、という感覚がある方は、一度ご相談ください。闇雲に鍛えるのではなく、根本から不調を改善するお手伝いをさせていただきます。


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