何よりも大切なのは、予防です!
こんにちは!
皆さん、「ストレッチ」と聞くと、体をほぐしたり、柔らかくするためのものと思われる方が多いかと思います。もちろん、それも大切な目的の一つです。当院でも、患者様の状態に合わせたセルフケアとして、自宅で行えるストレッチの指導に力を入れています。
実際に、痛みなどの体の不調を訴える際、体が硬くなっていることが比較的多く見られます。(もちろん、筋力低下が原因の場合もありますが…)
しかし、「痛みが出たからストレッチをする」のでは、一歩遅いかもしれません。
何よりも大切なのは、予防です!
「ストレッチは意味がない」という意見に対して
近年、「ストレッチは運動能力を低下させる」「ケガ予防の効果はない」といった、ストレッチの有効性を否定する意見を聞くことも増えてきました。これは、主に運動直前に行う静的ストレッチ(じっくり伸ばし続けるもの)が、一時的に筋力を低下させたり、瞬発力を鈍らせるという科学的根拠に基づいています。
しかし、これはストレッチのすべてを否定するものではありません。ストレッチは、目的やタイミング、種類によって、明確な効果を発揮します。
【ストレッチの有効な活用例】
*柔軟性の向上と関節可動域の確保:
硬くなった筋肉や腱を伸ばすことで、関節が動く範囲(可動域)を広げ、スムーズな動作をサポートします。(これは多くの研究で認められている効果です。)
*リラクゼーション・自律神経の調整:
深い呼吸とともにゆっくり行う静的ストレッチは、副交感神経を優位にし、リラックス効果や、夜の質の高い睡眠をサポートする効果が期待できます。
*筋疲労の回復補助:
運動後に血行を促進しながら行うことで、疲労物質の排出を助け、体の回復を促します。
このように、ストレッチが体の不調を解決するすべてではありませんが、ご自身の体をチェックし、柔軟性を高め、心身をリラックスさせるための有効な手段の一つとして活用できるのです。大切なのは、目的に合った方法とタイミングで取り入れることです。
予防の第一歩は「ストレッチの習慣化」
そこで重要になってくるのが、ストレッチを日常生活に習慣として取り入れることです。
ストレッチは、体の柔軟性を保つことはもちろんですが、それ以上に「自分の体の状態を知るバロメーター」としての役割を果たします。
日々のストレッチの中で、
「いつもより体が硬いな」
「この動き、ちょっとスムーズじゃないな」
と感じる時。それは、痛みの前兆かもしれません。
いち早く体のサインをキャッチして予防へ
体の変化にいち早く気づくことができれば、次のような予防策をすぐに講じることができます。
* いつもよりストレッチを入念に行う
* その日の運動量を加減する
* 質の高い睡眠をしっかりとる
* 早めに専門家に相談する
ぜひ、特別な時間としてではなく、日常生活の一部分として、たった5分でも10分でもストレッチを取り入れてみてください。
毎日の小さな習慣が、健やかな体への大きな一歩につながります!
【2025年10月更新】
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