床に置いてある物を持ち上げようとした瞬間
「ギクッ」っと・・・
みなさん、身近で「ぎっくり腰になった」と聞いたことはありませんか?
ぎっくり腰は、突然腰に激しい痛みがはしり動けなくなる状態のことで、正式には「急性腰痛症」と呼ばれます。
重いものを持ち上げたり、くしゃみをしたり、顔を洗おうと前屈みになった時など何気ない日常的な動作で起こることもあります。ぎっくり腰になると、日常生活や仕事に大きな影響を受けます。また、ぎっくり腰は、魔女の一撃とも呼ばれています。これは、ドイツ語で「Hexenschuss(ヘキセンシュス)」という言葉に由来します。これは、「Hexen(魔女)」と「Schuss(一撃)」の2つの言葉が合わさったもので、魔女に腰を撃たれたように痛むことからこの名前がついたといわれています。
では、そんなぎっくり腰の原因は何でしょうか?一般的には、以下のような要因が考えられます。
・身体の機能低下
運動不足や姿勢不良、ストレスなどにより、腰を支える筋力や柔軟性が低下したり、筋肉が過緊張したりすることで、腰に負担がかかりやすくなります。
・身体の動き
重いものを持ち上げたり、腰をねじったり、急に姿勢を変えたりすることで、腰の筋肉や関節に急激な力がかかり、損傷や炎症を引き起こすことがあります。
・環境の変化
気温や湿度の変化により、血流や筋肉の状態が変わり、腰に負担がかかることがあります。特に、秋口の季節の変わり目は、ぎっくり腰になりやすい時期と言われています。
では、ぎっくり腰の予防には、どのようなことが有効でしょうか?以下のような対策をおすすめします。
・身体の機能向上
定期的な運動やストレッチで、腰を支える筋力や柔軟性を高めましょう。特に、体幹を安定させる筋肉を鍛える体幹トレーニングは、ぎっくり腰の予防に効果的です。
・身体の動きの工夫
重いものを持ち上げるときは、膝を曲げて腰に負担をかけないようにしましょう。また、長時間同じ姿勢でいるときは、こまめに休憩をとって体勢を変えたり、軽い体操をしたりしましょう。
・環境の変化への対応
気温や湿度の変化に合わせて、服装や飲食を調整しましょう。特に、寒暖差が激しい時期は、腰を冷やさないように注意しましょう。
このように、
ぎっくり腰は、身体の機能低下や動き、環境の変化などが原因で起こり、予防には、身体の機能向上や動きの工夫、環境の変化への対応などが有効です。
ぎっくり腰にならないように、日頃から腰のケアを心がけましょう。
そして、ぎっくり腰で気を付ける症状として、以下のようなものがあります。
・足に痺れや痛みが広がる
・足に力が入りにくい
・排尿が困難
・熱がある場合
これらの症状は、ぎっくり腰以外の病気の可能性もありますので、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
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