ヒトの背骨は、直立二足歩行をするために、横からみると緩やかな『S字カーブ』を描いています。
これは、約5㎏ほどある重い頭(成人)を支えるためサスペンションの役割を果たしています。
よって、運動時などその負荷は数倍にもなりますが、『S字カーブ』があることでその負荷に耐えることができます。
※実際には、筋肉や靭帯など様々な組織も関わる。
背骨の耐えれる負荷は、
R(抵抗力)=N2乗+1
※Nは、弯曲の数
で表されます。
ヒトの背骨には正常では3つの弯曲があるので、
R=3の2乗(9)+1
R=10となり10の負荷に耐えることができます。
ストレートネック(頚椎(首)の弯曲が減少)や円背などの方は弯曲の数は3から2に減るため、
R=2の2乗(4)+1
R=5となり耐えれる負荷は正常の半分となってしまいます。
このように、正常な背骨の『S字カーブ』は、頭部からの軸圧に対して力を分散させるのに非常に重要な役割を果たしています。
負荷に耐えるには、背骨だけでなく筋肉や靭帯など様々な組織も関わるため、背骨の支持力が低下すれば、その分を体幹部の筋肉や手足の関節でカバーすることに繋がります。
その結果、
・首、肩のコリ
・腰痛
・肩や肘、手首の痛み
・股関節や膝の痛み
etc.
といった様々な不調を引き起こす原因になってしまいます。
正しい姿勢=『S字カーブ』
維持していくには、筋力・柔軟性、可動性が大事です。
日頃からの運動、トレーニング、ストレッチでしっかり維持していきましょう!!
このブログでもトレーニング、ストレッチ方法を紹介していますのでぜひご参照ください。
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