今回は、腰痛や姿勢などに大切な『腹圧』について。
腹圧とは??
腹圧=腹腔内圧(IAP)。お腹の中にかかる圧力のことです。
イメージはお腹の圧が風船だとすると、空気がたくさん入っている場合が腹圧がかかっている状態です。
お腹には内臓を収納する「腹腔」があり、上部には横隔膜、横に腹横筋、後部に多裂筋、下部に骨盤底筋群この4つの筋に囲まれています。
【腹圧】が高まることで、背骨のクッションである椎間板にかかる負担を30-50%減らすことができると言われています。また、【腹圧】は腰の生理的な弯曲(≒適度な反り)を作り、姿勢を保つのにも大切です。このように、【腹圧】を高めることで背骨にかかる負担を少なくし、腰痛の予防・改善や良い姿勢を維持することができるようになります。
逆に、【腹圧】が低い状態では椎間板への負担が増大し、椎間板ヘルニアなどを引き起こし易くなる可能性があります。また、猫背や反り腰といった代表的な悪い姿勢に陥ってしまう原因にもなりそうです。
※同じ扱われ方として、【体幹】があります。【体幹】は(四肢と頭部を除いた部位)を指します。
腹圧が高まれば体幹が安定するという相互関係はありますが、同義でありません。
腹圧を高める4つのメリット
- 姿勢が整う
- お腹まわりが引き締まる
- 腰痛の予防・改善効果
- 運動時のパフォーマンスが上がる
腹圧を高めることで、こんなメリットがあります。
でも、一体どうすれば自分の腹圧を高めることができるのでしょうか?
次回(VOL.2)にて、腹圧を高めるためのトレーニング法をご紹介していきます。
腹腔内圧を上げるトレーニングを日頃から行い、無意識に高められる身体作りが必要になります。
腹腔内圧を高める運動を意識して反復し、脳、身体に染み込み自然と腹圧が入る身体にしていきましょう(^^♪
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