【野球肩予防】パフォーマンスUP!自宅でできるトレーニング vol.3

前回の記事《【野球肩予防】パフォーマンスUP!自宅でできるトレーニング vol.2》では、肩甲骨周りの筋肉をバランスよく鍛えるYTWエクササイズで肩の安定性を高め、肩への負担を軽減する効果があることをお伝えしました。

今回は、《【野球肩予防】パフォーマンスUP!自宅でできるトレーニング vol.3》として、体幹と肩甲骨を同時に使い、より投球動作に近い形でのトレーニング方法をお伝えします。

このトレーニングでは、体幹(特にお腹周り)を安定させながら、上肢(腕など)をコントロールすることで、より投球動作に近い状態で➀僧帽筋中部➁僧帽筋下部が活性化されます。
《【野球肩予防】パフォーマンスUP!自宅でできるトレーニング vol.2》でご紹介した(YMTトレーニング)と組み合わせながら行うとより効果的です。

鍛えられる部位
* 体幹(お腹周り)
* 僧帽筋中部
* 僧帽筋下部

トレーニング方法

1. 開始姿勢(四つ這い)
※腰が反ったり、背中が丸くならないように注意しましょう。

2. 腕を前方(斜め前方)にあげる
   ※肩の関節ではなく、肩甲骨を使ってあげることを意識しましょう。
    肩をすくめないように注意しましょう。
    動作中に体をひねったり、肘を曲げないように注意しましょう。

3.1と2を繰り返す
  10~15回2~3セット行いましょう。

トレーニングのポイント
・動作に慣れてきたり、回数を重ねていくと動作や姿勢への意識が薄れてきやすくなります。雑にならないようゆっくり丁寧にトレーニングを行ってください。
・体幹を意識して、お腹周りをキュッと引き締めながら行うとより効果的です。
・肩甲骨を意識して、肩甲骨の力で腕を上げる意識で行いましょう。

このトレーニングのメリット
・投球動作に近い形でのトレーニングができるため、実際のプレイにおけるパフォーマンス向上に繋がります。
・体幹と肩甲骨を同時に鍛えることで、より安定した投球フォームを身につけることができます。
・野球肩の予防だけでなく、パフォーマンス向上にも効果が期待できます。

今回は、【野球肩予防のための効果的なトレーニング方法】vol.3として、体幹と肩甲骨を同時に使ってより投球動作に近い形でのトレーニング方法をお伝えしました。このトレーニングを継続することで、より強い肩とスムーズな投球動作を手に入れることができます。
次回の【野球肩予防のための効果的なトレーニング方法】vol.4の記事でも体幹と肩甲骨を連動させた、より実践的なトレーニング方法をご紹介します。

どうぞお楽しみに!

 

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