デスクワークによる(肩コリ)の救世主は【呼吸】Vol.1

呼吸は無意識に行う運動で、一日に約20000回は行われます。

呼吸には胸式呼吸と腹式呼吸という2種類の呼吸方法が存在し、
普段はこの胸式呼吸と腹式呼吸をバランス良く上手に使いこなしながら生活しています。

適切な呼吸を行ううえで重要となるのは横隔膜(おうかくまく)です。
横隔膜が上下することによって肺が膨らんだり萎んだりします。この横隔膜や肋骨を動かす筋肉が働くことで、少ない力で適切な呼吸を行うことが出来ます。

しかし、長時間のデスクワークで背骨や肋骨が硬くなったり猫背姿勢などで、この横隔膜が正常に働きにくくなります。そして、補助的に首や肩周りの筋肉が呼吸を行うために働き、呼吸が浅くなっていたり、呼吸の回数が多くなってしまう原因となります。
その結果、胸郭(肋骨で囲まれている部位)の動きが硬くなり、「肩や首に凝りを感じる。」「ちゃんと息を吸えていない感じがする。」など全体に悪影響が出てきやすくなります。ただ、呼吸は意図的に変えることができます。つまり、浅く速くなっている呼吸を意識的に深くゆっくりすることで、全体変化をもたらすこともできるのです。

このように、背骨や肋骨(胸郭)、首や肩周りの筋肉を緩めることも大事ですが、意識をして【深い呼吸】を行うことも同じく大事となります。
適切な【深い呼吸】を意識しながら、体を改善して、体も心もリフレッシュしていましょう。

次のブ口グ(Vol.2以降)では、実際の呼吸方法や呼吸を利用したストレッチ方法などをご紹介していきます(^^♪

 

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