前回のブ口グ記事(デスクワークによる(肩こり)の救世主は【呼吸】Vol.1)で、「浅く速くなっている呼吸を意識的に深くゆっくりすることで、体全体に変化をもたら」とお伝えしました。
今回は、その深い呼吸について。
肩こりがひどく、自分でストレッチなどをしているけど改善されない方や慢性的な痛みで諦めている方など多くいらっしゃるのではないでしょうか。肩こりの原因には、首や肩の筋肉の過緊張だけではなく、日常生活での呼吸の浅さによるものも考えられます。呼吸が浅いと、横隔膜が動きづらく、必要以上に首や肩の筋肉に力が入ってしまい、さらに肩こりを悪化させてしまいます。
※呼吸は腹式、胸式、どちらが正しいというものではありません両方とも大切です。
そこで今回は、深い呼吸(腹式呼吸)をご紹介します。
腹式呼吸は、横隔膜をしっかり動かすことで、肋骨などもしっかり動き酸素を取り込める空間を作ることができます。また、腹式呼吸は自律神経のバランスを整える効果もあります。息をゆっくり吐くことで副交感神経が優位になり、全身がリラックスでき、筋肉の緊張状態も緩和されます。
腹式呼吸を身に付けて、ゆったり過ごせる時間をつくってみませんか?
《腹式呼吸の方法》
準備として、仰向けになり軽く両膝を立て、両手をお腹に置いておきましょう。
【ポイント】
①息を吸う(鼻から)とき、お腹を膨らませる。
②息を吐く(口から)とき、お腹をへこませる。
③息を吸う時間は3秒かけて、息を吐く時間は6秒かける。
以上が腹式呼吸を行う際のポイントとなります。
お腹に置いた手が上下に動けばうまく呼吸ができている証拠です。
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