デスクワークによる(肩こり)の救世主は【呼吸】Vol.2

前回のブ口グ記事(デスクワークによる(肩こり)の救世主は【呼吸】Vol.1)で、長時間のデスクワークによる肩こりや首の不調と、「呼吸の浅さ」が密接に関わっていることをお伝えしました。浅く速い呼吸が、いかに身体全体に悪影響を及ぼすかご理解いただけたでしょうか。

今回は、その解決策となる「深い呼吸」、特に効果的な「腹式呼吸」の具体的な方法について詳しくご紹介します。

諦めていませんか?あなたの肩こり、呼吸で変わるかもしれません

「肩こりがひどくて、自分でストレッチしても全然改善しない…」

肩こりの原因は、単に首や肩の筋肉の使いすぎだけではないんです。実は、日頃の呼吸の浅さが、その根本的な原因となっているケースも非常に多いのです。

呼吸が浅くなると、呼吸の要である横隔膜(おうかくまく)がうまく動かせなくなります。その結果、本来必要のない首や肩の筋肉に過度な力が入り、常に緊張状態が続くことで、さらに肩こりを悪化させてしまうという悪循環に陥ります。

「胸式呼吸と腹式呼吸、どちらが正しいの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、どちらか一方が絶対的に正しいというわけではありません。私たちの体は、この両方をバランス良く使いこなすことで、最大限の力を発揮できるようにできています。しかし、現代の生活では、腹式呼吸が疎かになりがちな傾向があるため、今回は特にその重要性に焦点を当ててご紹介します。

デスクワークの肩こりを和らげる「腹式呼吸」の効果

今回ご紹介する「腹式呼吸」は、横隔膜をしっかり動かすことを意識した呼吸法です。横隔膜が大きく上下に動くことで、肋骨周りも柔軟になり、肺がより多くの酸素を取り込める空間を作ることができます。

さらに、腹式呼吸には驚くべき効果があります。それは、自律神経のバランスを整えることです。
深い腹式呼吸、特に息をゆっくりと吐き出すことに集中することで、リラックスを促す副交感神経が優位になります。これにより、全身の筋肉の緊張状態が和らぎ、心身ともにリラックスできる効果が期待できます。

自宅で簡単!「深い呼吸(腹式呼吸)」のやり方

《腹式呼吸の方法》
【準備】
仰向けになり軽く両膝を立て、両手をお腹に置いておきましょう。

 

 

【ポイント】
①息を吸う(鼻から)とき、お腹をゆっくりと膨らませる。お腹に置いた手が、上に押し上げられる感覚を感じてみましょう。
②息を吐く(口から)とき、お腹をゆっくりへこませる。お腹に置いた手が、下がるのを感じましょう。
③息を吸う時間は3秒かけて、息を吐く時間は6秒かける。

以上が腹式呼吸を行う際のポイントとなります。
お腹に置いた手が上下に動けばうまく呼吸ができている証拠です。

 

 

 

 

 

 

次回のブログVol.3では、今回学んだ呼吸法をさらに効果的に活用する「呼吸を利用したストレッチ」をご紹介します。ぜひ、続けてチェックしてみてくださいね!

Vol.1:[デスクワークによる(肩こり)の救世主はこちらから!]


Vol.3:[呼吸を利用したストレッチはこちらから!]

2025年6月7日 更新


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