膝の前面や「お皿の下」の痛み、もしかして膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい) の炎症かも?

「膝の前面が痛い」
「膝のお皿の下あたりがズキズキする」

そんな症状に悩んでいませんか?

実は、その痛みの原因は膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)の炎症かもしれません。今回は、膝蓋下脂肪体の炎症について、その特徴や痛みの原因、そしてご自身でできるセルフケアについて詳しくご紹介します。

膝蓋下脂肪体って、どんな役割があるの?

膝蓋下脂肪体は、膝のお皿(膝蓋骨)の下にある脂肪組織で、膝をスムーズに曲げ伸ばしするために大切な役割を担っています。膝を動かすたびに形を変え、膝関節の動きを滑らかにするクッションのような存在です。

こんな場所に痛みを感じたら要注意!

1.膝の前面
膝のお皿の下やその周辺に痛みを感じることが多く、特に膝を伸ばしたり曲げたりする動作で痛みが強くなることがあります。
2.膝の内側または外側
膝のお皿の斜め下、内側や外側に痛みを感じることもあります。これは、脂肪体が圧迫されやすいためです。
3.膝の奥
膝の深部に鈍い痛みを感じることもあります。炎症が周囲の組織に影響している可能性があります。

なぜ膝蓋下脂肪体は痛みを感じやすいの?

膝蓋下脂肪体は、いくつかの理由で痛みを感じやすいデリケートな部分です。

1.神経が多い
痛みを感じ取る神経がたくさん集まっているので、少しの炎症でも痛みを感じやすいのです。
2.炎症が起きやすい
膝蓋下脂肪体は炎症を起こしやすく、これが痛みの原因となります。特に、膝関節の過度な使用や外傷、負担のかかる動作や姿勢が原因で炎症が発生することがあります。
3.硬くなったり(拘縮)くっついたり(癒着)
手術や外傷後に膝蓋下脂肪体が拘縮や癒着を起こすことがあり、これが痛みを引き起こす要因となります。
4.変形性膝関節症
変形性膝関節症により膝蓋下脂肪体が硬くなり、痛みを感じやすくなります。

どんな動作で痛みが出るの?

膝蓋下脂肪体の炎症による痛みは、特定の動作で悪化しやすい特徴があります。

1.立ち上がりやしゃがみ込み
膝を大きく曲げ伸ばしする動作で痛みが強くなることがあります。
2.階段の上り下り
特に階段を下りる際に膝の前面や奥に痛みを感じることが多いです。
3.長時間の立ち仕事や歩行
膝に負担がかかるため、痛みが増すことがあります。

自分でできる!膝の痛みを和らげるセルフケア

日常生活を快適にするために、ご自身でできるセルフケアをご紹介します。

1.アイシング
痛みを感じる部分を冷やすことで、炎症を抑え、痛みを和らげることができます。
2.ストレッチ・エクササイズ
膝周りの筋肉の柔軟性を高めたり、股関節や足首の動きをスムーズにすることも非常に大切です。
3.マッサージ
膝蓋下脂肪体周辺を優しくマッサージすることで、血行促進や脂肪体を柔らかくし痛みの軽減効果が期待できます。
4.テーピング
膝の安定性を高め、膝蓋下脂肪体への負担を軽減するためにテーピングを活用するのも良いでしょう。

これらのセルフケアは、痛みの軽減に役立ちますが、症状が改善しない場合や痛みが悪化する場合は、専門家への相談が重要です。

具体的なケアを知りたい方は「いとう治療院」へご相談ください

ご自身でのケアに加えて、専門家による診断と適切な治療を受けることで、より効果的に膝の痛みを改善することができます。
具体的なエクササイズやストレッチ方法などについて知りたい場合は、ぜひ【いとう治療院】へご相談ください。

 


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